大手企業でダラダラ働いていた僕が、1年半でベンチャー企業のマーケ企画責任者になった話
今回は、マーケティング未経験で入社した土方さんが、どのようにマーケ企画責任者として成長していったのか、インタビューを実施いたしました。
この記事では、土方さんがどのようにマーケターとして成長していったのかを軸に、伝えたいと思います。
【目次】
・ハイボールの仕事が、怠惰な自分には刺激的に見えた
・圧倒的に成長するためには、自分の限界を超えたことにチャレンジすること
・せっかくハイボールにいるのだから、ハイボールをデカくしたい
ハイボールの仕事が、怠惰な自分には刺激的に見えた
まずは、簡単な自己紹介をお願いいたします。
はい。
土方宏陽です。
26歳で、新卒で広告系の会社に入社後、ハイボールに入社しました。
入社したタイミングは2021年2月で、従業員としては4番目の入社でした。
ハイボールの初期段階から関わっていらっしゃるんですね。
ハイボールに入社したきっかけは?
元々、代表の大田くんと友達だったんです。
大田くんと僕の間に共通の友人がいるのですが、その友人を介して、大学生の時に知り合いました。
本当はその友人とルームシェアをする予定だったのですが、
「俺よりもっと面白いやつ紹介するから、そいつとルームシェアしなよ!」と紹介してくれたのが、大田くんでした。
その友人もだいぶ変わっているのですが、僕も大田くんも変わっているので笑、
「なんか楽しそう、いいよ」と一つ返事で、ほぼ初見の状態で大田くんと一緒に住むことを決めました。
それから、1年ちょっとくらいルームシェアしてました。
僕は大学生だったので、ぼんやり就活したり授業行ったりしていたのですが、
大田くんはその時、大学を中退してフリーランスとしてYouTubeやっていたりしていました。
僕はなんとなく「面白そうなことやってるな〜」と横目で見つつ、ちょっと参加できそうなものは参加していました。
それこそ、映像制作の現場についていったり、CM映像コンテストに応募する映像一緒に作ってみたり。色々ちょこちょこ参加していました。
その後ルームシェアを解消して、僕は就職して、大田くんはハイボールを設立しました。
僕の入社した会社は広告系の大手企業だったのですが、
コロナ初のリモート世代ということもあって、ずっと家で仕事をしなくちゃいけなかったんです。
ぼんやり就職活動して決めた会社だったので、リモートで仕事することが辛くて、すぐに怠けてしまいました。この頃は仕事せず、ずっと筋トレばっかりしていました。
たまたまハイボールに筋トレ好きのメンバーがいたので、週3〜4日くらいハイボールのオフィスに遊びにいって、筋トレ一緒にしていました笑。
そこで、ハイボールでみんながワイワイ働いているのを横目で見ていました。
ルームシェアの時に大田くんに感じていた「面白そうなことやってるな〜」という感情は、その時も健在で。正直、今の会社の仕事よりもハイボールでの仕事が楽しそうで、刺激的に見えていました。
本当だったら「僕もハイボールで働きたい!」と発言すればよかったのかもしれないのですが、その時僕は本当にタイピングもままならないほど未経験すぎたので、働きたいという感情を遠慮してしまっていました。
そしたら大田くんが「今の会社辞めて、ハイボール手伝わない?」と誘ってくれました。
ハイボールで働きたいという遠慮していた感情もありましたし、何よりも怠惰している自分に終止符を打ちたい感情もありました。
僕はスイッチを切り替える時に環境を変えることをよくやるのですが、今回も、会社を変えて、ちゃんとスイッチを切り替える必要があると思っていました。
なので、一つ返事でハイボールに入社することに決めました。
圧倒的に成長するためには、自分の限界を超えたことにチャレンジすること
そのような経緯でハイボールに入社されたんですね。
タイピングもできない未経験だった土方さんですが、今ではマーケ企画責任者としてハイボールで業務をされていらっしゃいますよね。
どのような成長を遂げていったんですか?
本格的にYouTube事業部を立ち上げるタイミングで、1つ成長したと思います。
事業の立ち上げって、当たり前ですけど、本当にやることがたくさんあるんですよ。
しかもまだ安定的に売上がたっていないので、ほとんどの仕事を自分一人でこなす必要があったんです。
誰もYouTubeの事業を立ち上げた経験がないので、周りに詳しい人とかもいない状況でした。
なので、できないことが多い・わからないことが多い状況の中で、めちゃくちゃ対応しなきゃいけない量の仕事がドカッとあるという…
自分のキャパをめちゃくちゃ超えた仕事が大量にあったから、成長できたんだと思います。
これってベンチャーならではの経験だと思っていて。
負けず嫌いでプライドの高い性格の僕には最高の環境で、「絶対にこの仕事やってやるぞ」と情熱をもって限界突破で働いていました。
この時期は正直、本当に寝ていなかったです…限界まで働いていました笑。
次に成長できたポイントは、担当クリエイターが変わったタイミングでした。
YouTube事業部を立ち上げた時に担当していたクリエイターさんが順調に登録者数を伸ばしていったので、メンバーが増えたタイミングで、そのクリエイターさんを別のマーケターに引き継いで、僕は新しいクリエイターさんの登録者数を伸ばすことをミッションに仕事を切り替えました。
切り替えたタイミングで、また大きな壁にぶち当たったんです。
全然登録者数を伸ばすことができなくて、結果出せなかったんです。
最初担当していたクリエイターさんは、自分の感性と近しい系統のクリエイターさんだったのか、あまり苦戦せず登録者を伸ばすことができたんです。
新しく担当させてもらったクリエイターさんは、自分の感性とは遠い系統・ジャンルのクリエイターさんだったのか、クリエイターさんの世界観を上手に表現することができず、ヒットするコンテンツを生み出すことが全然できませんでした。
ここで、自分の感性に頼るばかりでなく、ちゃんと市場を見る力を身につけないといけないと気づきました。
毎日YouTubeでヒットしているコンテンツをリサーチし、自分の担当するクリエイターさんの数値を這いつくばって分析して、「どんなコンテンツが市場にウケるのか」「どんなコンテンツだとクリエイターさんが輝くのか」、定量的な視点でコンテンツづくりをする習慣が身につきました。
ここは、僕にとっての第二の成長ポイントだったと思います。
僕、負けず嫌いでプライドの高い性格だとさっき言いましたが、ここにプラスして、めちゃくちゃこだわりが強い性格なんですよ笑。
僕たちの行っている仕事って、大きくいうと「企画」「動画編集」「投稿」「販売促進」のステップがあるのですが、僕は徹底的に全ステップで妥協しませんでした。
やっぱり、世の中にコンテンツを出すって、自分の作品を出す感覚に近いので無責任な作品を出したくないというこだわりが強くて。
「中途半端なもの出すなら、出さない方がマシ」と本気で思ってやっていました。
この時に培った市場を意識する視点と、最後までこだわり抜く姿勢は、今の僕へと成長させるための大きな要素になっていると思います。
ここでの成長こそ、今の僕の立場を形成した成長だと思います。
せっかくハイボールにいるのだから、ハイボールをデカくしたい
まさに、土方さんの性格とハイボールの環境がマッチしていたからこそ、爆発的な成長を遂げた…ということだったのですね。
はい。
ハイボールに入ってよかったなと思うのは、仕事という概念が変わった点です。
昔の僕は、仕事ってやらなきゃいけないつまらないものでした。
楽しくなくて当然で、生きるためにやる仕方のないことでした。
でも、ハイボールに入って真逆の思考になりました。
仕事って、とても楽しいことなんですよね。
自分の頑張ったことが、ダイレクトに数字として表れて。ハイボールではその数値を元に評価されるのでちゃんと還元されて。
表現だった自由だし。本当、アドレナリンが出るなぁと感じています。
ハイボールだから楽しくできている説はあるかもしれないですが笑。
大学の同期と会うと、僕の周りは「仕事したくない」と思う人が多くて。
本当に、そんな仕事やめて自分にぴったりの環境を見つければいいのにって本気で思っちゃいますね。
確かに…環境で変わった土方さんだからこそ感じることですね。
最後に、今後ハイボールでどのようなことにチャレンジしたいと考えていますか?
ハイボールのミッションは「伝説の会社をつくる」なんですけど、僕は結構本気でこのミッションを実現したいと思っています。
せっかく働いているんだったら、こういうのってチャレンジしたいじゃないですか。
ハイボールをデカくしたいなって思っています。
あと個人的には、映画を作ってみたいと思っています。
クリエイターさんを通じてコンテンツを作っていると、コンテンツとか映像を見る視点が変わって。つくづく、映画監督さんってすごいなって感じるんですよね。
映像コンテンツの最上級が映画のような気がするので、自分の手で映画を手がけてみたいですね。
ハイボールには、そういった大きなことにチャレンジできる環境があるし、コンテンツを極め続けられるクリエイター天国の環境があるので、この最高の環境でずっと挑戦し続けながら、ずっとコンテンツ作っていたいです。
これって、マーケターにとって本望な気がします。本当、最高です。
今回は、マーケティング未経験で入社した土方さんが、どのようにマーケ企画責任者として成長していったのか、インタビューを実施いたしました。
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