世の中が反面教師|就活をやめてハイボール初の新卒社員になったインターン生の話 | HighBaller
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世の中が反面教師|就活をやめてハイボール初の新卒社員になったインターン生の話

こんにちは、ハイボール編集部です。 今回紹介するHighBallerはインターン生から新卒で入社がきまった佐藤さんです。インターンに参加した経緯や、就活をしつつハイボールに入社することを決めた理由などについてお話いただきました!


――自己紹介と経歴を教えてください。

佐藤佑哉:佐藤です。 今年24歳になりました。

大学を休学しているので、24年の3月まで東京理科大に在学しています。ハイボールでインターンをする前にバイトをいくつかやっていて、引越し、大学受験予備校のチューター、塾講師、ティッシュ配り、携帯会社の営業、あとは光通信の訪問販売などいろいろ経験しました。IoTコンサルの会社でインターンもしていたのですが、その後友人の紹介でハイボールのインターンに参加して今に至るという感じです。

――ハイボールのインターンに参加しようと思ったのはなぜですか?

僕がインターンなどいろいろしていた理由は将来就活で困らない為にという部分が強くて、将来の漠然とした不安に対して行動していました。というのも、僕の人生の根幹には ”世の中を反面教師にする” という考え方があります。

僕には年齢が6つぐらい離れた兄がいるのですが、兄が学生の時に「僕は英語ができない」など 自分が ”できない” ことを色々と口にしていました。その様子を見ていて、僕はそれを反面教師に「自分はできるようになろう」と思って勉強を頑張ったり、その他にもいろんな側面で世の中に反面教師を見つけて行動してきました。

いろんなバイトやインターンとかをしていたモチベーションの源泉はそこにあって、最初ハイボールに入ったのはその一環でもあったのですが、様々な仕事を経験した上でハイボールという会社に特殊性を感じて惹かれたのもあります。

 

——ハイボールに入るとき不安はありませんでしたか?

クリエイティブな仕事ができるのかなっていう不安はめちゃめちゃありました。

もともと理系脳で、大学も理系だったので、自分は左脳的な人間なんだってずっと思い込んで生きてました。なので全く左脳じゃない分野って経験なくてもできるのかなという不安はありましたが、とりあえず1回やってみようと思って入らせてもらいました。

 

――やってみたら意外とうまくいったんですね!

いや、当初は全然そんな感覚はなくはなくて、結果が出てきたのは本当にここ最近のことです笑

今でこそ結構クリエイティブなことやってるなと思うんですけど、最初に担当したアカウントの時はアカウント運用のオペレーションを回すことが仕事だと思っていて、それだけでクリエイティブをしているという錯覚に陥っていました。

ハイボールで働いてしばらく経ったころに、運用していたアカウントの方向性をガラッと変えてアカウントがめちゃめちゃ伸びたことがありました。人口が多くてYouTube が盛んなインドに動画を届けようという施策で、インドで伸ばすためにインドで流行ってる音源とかショート動画を調査して動画をとにかく作りまくっていたら、ショート動画1本で4000万回再生を獲得したり、2か月くらいでフォロワー30万人まで到達もしました。

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当時はそれをすごい成功体験だと思ってたんですが、結局そのアカウントは売り上げに繋がらなくて。代表の大田さんも「僕らのKPIは売り上げだ」ということをずっと言ってたんで、ターゲット選定が違っていたなと今では反省してます。

あくまでもマーケティングなので、ただ動画を作って運用して再生数を獲得することは本質ではなくて、何の数字を目的にするかということを当時は履き違えていたなと思います。

 

——失敗を経て今は売上に繋がるような施策を出せているんですね

まだまだなので胸張って「そうです」とはあんまり言えないですが…笑

Tiktokとかショート動画の市場は継続的に動画を出したら認知を獲得できて、売り上げに繋がっていくというシンプルな式があるので、そこに対してしっかりと責任をもってバズるコンテンツを撮って、良いコンテンツに仕上げて、毎日投稿するということをやってます。

編集者さんにお願いして、自分が最後調整してて投稿することもできるのですが、僕の場合撮影から最後の投稿まで全部自分が一気通貫してやっているんで、そこは責任もって取り組んでます。その分時間食っちゃって、他のところに手が回せない現状はありますが。

異常値KPIを達成し、仲間と最高の乾杯を

――ちなみに、自分でやりたいと思ったことって上司に通してますか?笑

通すときと通さない時があります笑

基本的には駿太さんは、目的を持っていたら自由にやっていいよというスタンスです。

個人レベルだと絶対できない規模感のコンテンツ制作を自分で色々やらせてもらえるのは、ハイボールのめちゃめちゃいいところだと思ってます。

 

――新卒でハイボールに入ろうと思った理由は何ですか?

ハイボール自体めっちゃ好きだったんですが、実は23年の1月からは7月まで就活のために1回会社を抜けてるんです。

会社の人たちも「佐藤の人生だから頑張れ」と言って送り出してくれて就活をしていたのですが、就活を経験するほどに違和感を感じてきて、全力で動かなきゃいけないはずなのに明確な目的もなく大企業を受けたりしてたらやる気もなくなってきてしまいました。結果、セルフマネジメントができずに就活がうまくいかなかったんです。

Xを見ているときに「うわ、この動画めっちゃいけてるな」「このAI技術すごい」とか、僕、良いと思った情報をキャッチしたらSlackで社内に共有する人間なんですけど、就活中でもそういう情報は無意識で追いかけちゃってました。

なので、例え、どこかの企業に入ったとしても、たぶん僕は 3ヶ月ぐらい働いたらやめて、ハイボール戻るんだろうなってずっと思ってたんですよ

就活の時に印象的だったことがあって、ある企業の最終面接の時に「でも君、それって大企業じゃなくてベンチャーとかスタートアップとかで働いた方がいいんじゃないの。」というのを言われたことがありました。多分ハイボールに戻るだろうなっていう気持ちが企業にバレてたんだろうなと思います。

就活中に話す内容も、必然的にハイボールのことばかりになってしまっていて、それこそさっきのインドの話しで「4000万回再生取りました」とか「2か月で30万人にしました」とか言っても「嘘でしょ笑」みたいな感じで信じてもらえなくて笑

でも、長く企業で働いている大人が「嘘だろ」って言ってしまうくらいのことをインターンで成し遂げているし、それを経験させてくれる環境があるというのは本当ありがたいです。

 

――それで自分がやりたいことができるハイボールに戻ってきたんですね。

そうですね、就活の時に色々考えてたんですけど、

1つは、僕が就活を始めるくらいのタイミングでちょうどChatGPTがリリースされたのが大きかったなと思います。AIによって仕事が代替される世界が現実味帯びてきたなと思って。絶対俺より頭いいし、これには絶対勝てないなと感じたんです。

それまでは自分の”得意”が活かせるコンサルとか、左脳を多く使いそうな仕事をばかり受けてたのですが、ただでさえ自分より優秀な人がいる中で、その人たちより更に頭のいいAIがいるという現実を見て「そんな大した左脳でもないから、そこに固執するのはするのはやめよう」と思い考え方が変わりました。

もう一つは、ハイボールで働いていた時に50万円をはたいて一眼レフを買いまして、それにめっちゃハマったんです。就活を始める時も周りの人にこれを仕事にすればいいじゃんとか言われていて、その時は「趣味だから」みたいな感じで格好つけてたのですが、

結局今、カメラを触ったり、自分が撮影したものを編集したり、思い描いた映像を作ったりしていることが楽しいと思えてます。楽しくないだろうなと心のどこかで気付いてる会社に入るより、自分が好きなことができるハイボールに入ってよかったなって思ってます。

――好きなことを仕事にできている中で、何か苦労したこととかはあります?

苦労ではないですけど、好きだけでは仕事にならないなとは思います。

極論ですけど、たぶんカメラとかクリエイティブとかが好きな人が最終的に行き着く先は「鉄道」とか「野鳥の会」なんですよ笑

カメラを触ってからわかるようになってきたんですが、”コンマ何秒”という世界のために一生懸命技術を磨いて、鳥が来るタイミングを待って、 思ったタイミングで、思ったピントで、最高の一瞬を一枚に収める。その条件でしか撮れないものを撮るみたいな、美学があるんです。

でも野鳥の写真をマネタイズするとなるとすごい難しいんです。できる人もいるとは思うんですが、自分は撮影技術面以外の部分もその領域に達していないので、だったら自分が好きなことと、僕の少しの左脳を掛け合わせて、”撮りたいもの” を ”マーケティング” 的な判断軸でみんなが見たいものにマッチさせて、良い仕事をしていこうと思いました。

 

――未経験からSNSマーケティングの業界に入って、どうやって仕事を覚えましたか?

自分で切り開くことが多いです笑

SNSマーケもAIの領域もまだまだ未熟なので、新しいツールとかを自分でどんどん切り開いて、日々試行錯誤しながら効率化とかより良いクリエイティブを作るというスタンスで仕事をしてます。会社としても、型に囚われずに仕事をすることが許されるフェーズだからということもあるかもしれませんが。

 

――仕事のどのような部分にやりがいを感じますか?

当たり前だとは思うんですけど、アカウント関わってくれている方やタレントさん、全ての人に結果という形で還元することを大事にしています。そんなアウトプットを出し続けけなきゃいけないし、その責任があると思ってやってます。

そもそも大田さんの思想的に、クリエイターと僕らが不公平になるような形は作らないんですが、あるクリエイターの売上が伸びなくてアカウントを閉じるか悩んでいた時に、担当しているディレクターが「忙しくてあまり投稿できてませんでした」的なことを言ったんです。そうしたら駿太さんが真剣に怒って「全力でアカウントを回した結果、タレントのポテンシャルが無かったからアカウント閉じることを考えるのなら仕方ないけど、ディレクター側の忙しいとかいう理由で出し切らずに閉じようとしているのは本当にヤバいよ」って言ってるのを聞いたときに、僕が思っている感覚と一緒だったんだなと、ちょっと安心しました。

 

――ハイボールといえばどんな会社ですか?

大田さん、駿太さんがよく言う言葉を借りると、『アイシールド21』みたいな会社だなと思います。

ハイボールには、何かに秀でてるけど、他はてんでダメな人が集まっていて、例えば新規事業など0→1を作るのは得意だけど、マイクロマネジメントをしていくことは苦手とか。でも、それを補い合いながらみんなで作っていってるのがとてもいいなと思います。

あと、当たり前の基準値が高い会社だなと思います。

というのも、経営者の大田さん、駿太さんが当たり前のように社員以上の仕事をするんです。経営層が社員以上に働いているから、言っている言葉にも全部説得力がありますし、「自分まだまだ何も足りてないな」ということを再認識しながら、日々全員の当たり前の基準が上がっているなと思います。

――最後に、今後ハイボールでチャレンジしたいことはありますか?

やりたいことは結構無限にあるんですが、直近だと3D CGをしっかりと使ったコンテンツを作りたいです。

今後は3D CGに限らずですが、色んなツールやソフトを研究してコンテンツクオリティをあげていきたいと思ってます。

余談ですが今ChatGPTに編集技術について質問をすると、できない原因とどうすればできるかという手順まで提示してくれるんです。これまではその道のプロに聞くしか方法が無かった難解な映像制作も、自分が思い描いたものをうまく具現化する方法をAIが教えてくれるので、色んなツールを使う際にAIで補いつつ、個人で作れるクリエイティブの幅をどんどん広げていきたいなと思ってます。

 


今回はハイボールで働く佐藤さんにインタビューをさせてもらいました。

現在、ハイボールでは一緒に働く仲間を募集しています。
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一緒に働けることを楽しみにしています!

Highballer 編集部

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