「SWIPEDRAMA」という言葉を当たり前に。 | HighBaller
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「SWIPEDRAMA」という言葉を当たり前に。

こんばんは。先週ベトナムから日本に帰還し、寒さを感じてる大田です。

先日、縦型ショートドラマアプリ「SWIPEDRAMA(スワイプドラマ)」を今年の夏にリリースすることを発表させていただきました。僕らが出資して制作を委託する「SWIPEDRAMA ORIGINAL」の三作品もリリースしました。

北米や中国ではすでに盛り上がってるこの市場になぜか日本だけ取り残されてるので「早く国内でも市場を大きくしていくぞ!世界一のアプリ作るぞ!」という気概で挑んでおります。

参考記事: 海外メディアにNext TikTokと称されたショートドラマアプリ「ReelShort」とは?

SWIPEDRAMAとは?

SWIPEDRAMAとは、縦型に特化したショートドラマアプリです。最初の数話は無料で視聴でき、ポイントを貯めて視聴もしくは、課金することで各話ごとに視聴可能となります。簡単にいうとピッコマやLINE漫画のドラマ版だと思っていただければ大丈夫です。

SWIPEDRAMAとは僕がら作った造語で、下記のように定義しました。

SWIPEDRAMAとは・・・1シリーズ20話以上で構成された、各話1~2分程度の縦型ショートドラマ

です。

鈴木おさむさんが作った「再現コント」という言葉

この事業の構想を僕らの投資家でもある鈴木おさむさんに相談した時に、おさむさんが「言葉を作った方がいいよ。言葉がブームを作るから」と言われました。

言葉が持つイメージは、人それぞれでそのイメージを変えることは難しい。だから、新しい言葉を作ることによって新しいジャンルが生まれてブームになると。おさむさんが作った言葉の一つの「再現コント」という言葉があるそうです。

言葉という器を変えることで違うものとして見れるので言葉を作ることがすごく大事だと。

一方で「ショートドラマ」という言葉は業界では、当たり前に「縦型のショートドラマ」をイメージされる言葉になっているのですが、一つ業界を出るとショートフィルム的なものをイメージしてしまったり、ドラマということをイメージしてしまうが故にどうしても既存ドラマクオリティと比較されてしまうので「言葉」で損していると。

ここ数年で一気に浸透した「WEBTOON」「縦読みのフルカラー漫画」だとここまで市場は広がってなかったんじゃないかと思います。WEBTOONというバズワードが生まれ、この境域がこれから来る。WEBTOONで一発当てたSTUDIOが韓国あるということが業界を広げ、新しい市場が生まれる。だから言葉を作れということを言われ「SWIPEDRAMA(スワイプドラマ)」という言葉を作りました。

僕らが作っていくものは既存のドラマとは全く違うものです。あくまで「SWIPEDRAMA」として見てもらうことで許されるものはたくさんあるかなと。スマホで気軽にサクサク見れるようなドラマをたくさん作っていきます。それを「SWIPEDRAMA」とみんなが表現するように、それで稼ぐ監督や脚本家がたくさん世の中に溢れるようにしていきたいです。

SWIPEDRAMA STUDIOの熱さ

まだまだ、国内では黎明期のこの市場に、僕らも自社で5000話作ることを決め、ひたすらコンテンツを作りまくっています。一方で、外部のクリエイターさんの支援もさせていただいており、国内だとほぼ全ての縦型でショートドラマを作られてるアカウントに連絡せていただきました。(連絡きてないよという方いればTwitterでDMください。)

そして、20社くらい既存の縦型でショートドラマを運用してる方々とお話しさせいただいて明確な課題感として、収益のほとんどがYouTubeやTikTokアドセンスとたまに来る広告案件で、YouTubeやTikTokのアルゴリズム依存してるので収益が安定しないというものでした。

一方で「SWIPEDRAMA」は冒頭でも述べたようにピッコマの動画版のようなサービスなので、自分たちで企画脚本を考えて、キャストを集めてドラマを作れば、そのドラマの原作権を持つことができます。そして、この市場がアメリカ・中国同様大きくなれば、継続的な収益も見込めます。そこ原作を元にコミカライズやWEBTOON作品がNetflix作品になったようにSWIPEDRAMA原案でNetflix作品になる可能性だってそう遠くない未来あるんじゃないかなと思っております。

なので、とにかく僕らも「SWIPEDRAMA」めちゃくちゃ熱いと思ってるので自社でも年内5000話作るのですが、「SWIPEDRAMA SUTDIO」が乱立してそこで一発当てる作品が出て来て欲しいというのが正直な気持ちです。

縦動画は世界への販路

劇団ハイボール立ち上げの記事でも書きましたが、縦動画は世界への販路です。YouTube ShortやTikTokを通じて日本コンテンツがすでにどんどん世界に届いてます。生成AIのイノベーションも相まって世界の国境はより溶けていきます。日本のクリエイターがSWIPEDRAMAを通じて世界中から外貨を稼いでより好きなものを作る世界観を目指して、世界一のサービスになれるように僕自身精進しております。

半年前、このサービスをやろうと思った時に一番最初に、こねこフィルムというチームにご連絡させていただ来ました。こねこフィルムは、三野兄弟という実の兄弟(兄は映画監督・弟は脚本家)で代表やられている映画クオリティの縦型ショートドラマを制作するチームです。彼らはすでに映画を数本作られてて、既存の業界のしがらみと戦っていました。その中の葛藤からTIkTokで「こねこフィルム」初めて見たそうです。そして、彼らと初めてお会いした時に「自分たちが作りたい映画を自由に作りたい。表現したい。」という気持ちが心底伝わってきました。こういう監督が「SWIPEDRAMA」で稼いで、自分たちの作りたいものを作れるように、面白いコンテンツが世の中に増えるように、それをまた世界に届けれるように、そんな状態が作れば、僕らとしては本望だなと心底思い全力でこのプロダクトを世界に届けていきます。

最後に

日本のショートドラマクリエイターの皆さん、HighBallで世界を目指したい皆さん、エンタメが大好きな皆さん、全方位採用強化中です!下記の採用ページからでもTwitterのDMからでも良きなのでぜひ気軽にご連絡ください!世界一のアプリを共に作りたいです!


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・SNS運用中の縦型ショートドラマ制作チーム

大田 卓矢

CEO

大田 卓矢

株式会社ハイボール CEO 大学在学中、19歳で1社目を起業。 地方で複数の事業立ち上げをきっかけに事業作りの楽しさを知る。 大学を休学し、KinecaなどのIT企業のインターンを経験後、フリーランスとして独立。 半年後に株式会社ハイボールを創業。伝説の会社を創ることが目標です。

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